口腔外科OPE
口腔外科とは
口腔外科とは、文字通り外科的な治療がメインの診療科です。最も身近なものだと、親知らずの抜歯や口内炎、転倒による外傷などが挙げられます。
当院では親知らずの抜歯を行う際、歯科用CTで口腔内を3D・立体に把握し、より正確に診断をし施術します。
親知らずの治療
親知らずは、最も遅くに生えてくる奥歯です。一般的には、17歳以降に生えてくることが多く、人によっては顎の骨に埋まったままの場合もあります。そんな親知らずは、虫歯や歯周病になりやすい傾向にあり、抜歯をすることも珍しくありません。
ただ、親知らずは斜めに生えていたり、半分埋まっていたりするため、容易に抜歯できないケースが多いのです。必要に応じて、歯肉を切開したり、骨を削ったり、あるいは親知らずを細かく分割したりすることで、上手く歯を抜きとります。この時、周りに分布している神経や血管を傷つけないよう、処置を施します。処置後は、顎が腫れたり、痛みを感じたりすることがありますが、痛み止めや炎症を抑えるお薬を処方しますので、安心してください。
小帯切除等の外科処置
口腔外科では様々な外科処置を扱います。
例えば、上下の唇それぞれの中央には小帯と呼ばれる帯状の筋がありますが、お子さんの中には小帯が厚かったり長すぎたりして、小帯が歯ぐきの裏側まで入り込んでしまうことがあります。この場合、すきっ歯になったり、発音や言語障害をきたしたり、見た目が良くないなどの問題に繋がることがあるため、小帯を切除することがあります。
その他の病気について
口腔外科では、主に親知らずの治療を実施しますが、以下に挙げるような病気にも対応しております。- 口内炎
- 外傷
- 嚢胞(のうほう)
- 唾液腺疾患
- 小帯異常